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勉強「を」ではなく勉強「で」教える

進学、進級誠におめでとうございます。無事に新年度を迎え、保護者の方々のお慶びも深いものと思います。桜の開花が早いように思えた今年でしたが、入学式まできれいに咲いたままで入学式には色を添えてくれましたね。新年度のスタートです。今年度もよろしくお願いします。

この1年間、何度も東京、大阪、京都などに出向いたりウェブ会議を通したりして、今まで以上に全国の個人塾の先生方と親睦を深めていきました。塾と言えば「個人別」「集団授業」「少人数制」「マンツーマン」等いろいろなタイプがありますが、私が仲良くさせていただいているグループは「自立型」学習塾の先生方です。

実は私たちの立場からすると「集団授業」形式の方が楽に感じるんです。全員が同じ時間に同じテキストを使用し、こちらで毎回のゴールを設定し、大人主体で授業を進めていけばいいので予習をしやすいし、計画通りに進んでもいきやすいわけです。

しかし、勉強の主体はあくまでも子どもたちです。子どもたちが受動的に学習をするのではなく、能動的に学習をしていかなければいけません。特に中学生の頃になると、「なぜ勉強しなければいけないのか。」「今の勉強が一体何の役に立つのか。」という疑問を多くの子は抱えながら勉強をしていくわけです。

子どもたちに長期的、短期的な目的をはっきりと持たせること、それを達成するためには何が必要なのかということ、今日の勉強が将来何につながっていくのかということ等、勉強は点ではなく、線でつながっていることを伝えていかなければいけません。

また、人にはひとりひとり得手不得手、長所と短所があることも理解してもらい、優越感に浸ったり劣等感を抱いたりするために人と比較するのではなく、自分自身が昨日よりも成長できているのかということを見つめ、自分自身を認めること、そして他の子も認めていくことも大切なことです。

 一斉授業には一斉授業の良さがあります。しかし私は知識教育をしたいから教室をやっているのではなく、勉強を通して子どもたちの成長を身近に感じたいので教室をやっています。実際に自分の人生を振り返ってみても学校の教科書で学んだことよりも、それ以外の経験から学んだことが役立ったように感じます。勉強「を」教えるのではなく、勉強「で」共に成長していきたいという気持ちが強いわけです。

指導側に立つならば誰でも同じですが、特に「自立型」を継続していくためには教科知識以外にも幅広い情報と雑学も必要になります。知り合った先生方は1年に数百冊も本を読み常に自分を磨いています。

私も子どもたちと一緒に成長したいので、これからもいろいろなことにチャレンジしていきたいと思います。自分の背中を通して、社会人になっても生涯勉強は続いていくということ、学生のうちだけが勉強ではないことをわかり、そのために今自分が何をすべきなのかがしっかりわかる子どもたちを育てていきたいと思っています。